高雄から各駅停車で、55分位?のところにある、
池上一郎文庫に行って来ました!


竹田駅のすぐ真横にあります。 
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古くて、なかなか趣のある駅ですよね

余談ですが、現在路線の高架化が進められていて、
数年後にはここがホームになるそうです。
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台湾には台湾に尽力した日本人の史跡が多く残っていますが、
ここもその一つです。

池上一郎文庫とは、その昔、
池上一郎氏という方が、第二次大戦中に、
当時の竹田にあった野戦病院院長に任命され、
約2年間程、竹田で医療活動や教育活動等をされた方からつけた、
主に日本の蔵書を扱う図書館です。

一般に公開だれており、現在も多くの日本語を勉強する台湾人の方や、
諸外国からの観光客が訪れます。

池上氏は、戦時中の乏しい医療薬品や物資配給の中、
軍人や日本人だけでなく、
現地の竹田の人々の治療・診察にあたり、多くの命を救った方です。

また、手持ちの日本語書籍を開放して、教育にも尽力を尽くし、
終戦後の帰国後は、日本に留学する台湾人の世話や、
竹田に、毎回、多くの日本の書物を送り続け
奨学金寄付等多くの支援をされたそうです。

その長年の業績が大変尊敬され、台湾政府文建会によって竹田駅公園として整備されるなかに、
池上一郎氏の誕生日の2001年1月16日に、
池上一郎文庫(池上文庫・竹田文庫とも呼ぶ方がいます)完成したそうです。

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池上氏は池上文庫完成の年に、式典のビデオを見て数ヵ月後に亡くなられたそうです。

現在、その支援は、日本の各団体や個人の方々から、今でも続けられているそうです。

なので、文庫には、古い書物から、現代書物まで結構あります!
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お隣には、資料館があります
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入口は春節飾りがされていました♪
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当時を忍ばせる多くの資料や
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当時の農作業風景や、授業風景等の多くの写真もあります。
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当時使用された、農耕具や古いカメラ等も展示されています。

大きな大樹の木陰で、池上氏の偉業や当時を偲んで、
日本の書籍を読むのも、ゆったりとしていいかもね♪

駅前には、ちょっとしたお土産屋さんの屋台?もあります♪
冬でしたので、名産の蓮霧が沢山売られていて、
しかも高雄より安くて、この後の観光の水分補給・笑に購入!

おばさんが、冷やしてあった蓮霧を、
綺麗に、頭と芯かをくりぬいてくれて食べやすくしてくれました。

では、次の観光地にGO!


 池上一郎文庫
 台湾屏東県竹田郷竹田村竹田火車駅園
 TEL:08-7711-647
 am8:30~11:30 pm14:00~16:30
月曜日休館
土日は午前中だけの開館?