ここ数日、実はバタバタしておりました。
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事の始まりは金曜日に息子君が学校から帰宅した時から始まる。

ちゃちゃは「巨大結腸症」と言う病?にかかっています。
まあ、ヤプミーさんはご存知ですね(^_^;)

様々な理由で、直腸が収縮できなくなり、排便が困難になる。
その為、どんどん便をためて巨大ソーセージ状態になり、
肛門から胃まで便がつまる。

お薬や食事や運動等の療法で問題なく過ごせる者もいれば、
(ちゃちゃの場合はこれでずっと経過観察でした)
外科手術で機能しない直腸を切除し、
小腸の一部に代理機能させたり、おむつして軟便下痢状態で排便して
元気に生きる者もいれば・・・・

最悪は腸が耐えきれなくなり破裂してほぼ即死。
腸が栄養素を吸収できなくなり、衰弱死。
もしくは腎臓や肝臓等に高確率で弊害がでてそれで死ぬ。

「図書館猫デューイ」が同じ病で、
彼の最後は身につまされました。
(当時の医療と彼の症状では安楽死が一番楽にさせてあげる方法だった)

この病?は、完治は不可能で、
また突然急変することは重々承知はしていました。

でも金曜の朝までは普通に元気で、ごはんももりもり食べていたのですが・・・。

息子君が帰宅して、かなーり苦労して排便した跡が、
家のあちこちにあり、確認したらかなり大きな便をしていた。(トイレに)
なので、息子君はいつものように、いろんな後処理しながら、
部屋の隅にしょぼんとしてるちゃちゃに
(いつも、粗相したときは ごめん~としゅんとしている)
「ちゃちゃ頑張ったね(排便)。おなかすいているだろ?これ終わったらご飯あげるよ」
とかなんとかいつも通りに声掛けしていたら・・・

様子が変なことに気づいた。

口から泡拭いて、目を見開いて、がたがた震えて、全身こわばらせて触られるのを嫌がる。
しかも腰から下が便まみれなのに、無視状態。

即、体拭いたり、大き目ゲージにいれて様子を見る。
おかしいと判断したら、なおにゃ達の帰宅を待たずに医者に連れて行くように指示。
水を飲み、少しごはんを食べたというので様子を見させました。

私が帰宅したらげっそりしてたけど、落ち着いていて水も飲んでいたし
すこしずつごはんも食べたので様子を見ることに。

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翌朝。起きたらこの状態。
水もごはんもたべるのがかったるい感じ。
口を開けて無理やり少しずつあげる。
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長年の直感で、もうかなり危ないことがわかる。
大嫌いな病院にこの酷暑の中連れていき、
嫌な治療をさせてまた帰宅してそのまま見送る・・・か、

このまま大好きな家で静かに過ごさせ、見送るか?

散々悩んで、家で見送ることにしました。
朝から泣きながらそばについていました。
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大好きな庭が見える場所に移し
大好きな座布団に寝かせて
「ママ、ちょっと手を洗ってくるから」と 少し目を離したら・・・

脱走していました!!!
(この時は外を見やすいように網戸をしていなかった)
この期に及んでも脱走ですかああ~~??

猫は死期が近づくと人目のない所に隠れて死ぬことが多いので
大慌てで探したら、大好きなご近所さんのコンクリートの上で寝ていました!!

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家に戻して夫婦で交代で監視・笑
この時から旦那が
「意外とちゃちゃはしぶといから病院に連れて行こう。
長年の直感もわかるけど、今の医学は進んでいるから
まだいけるかも」としつこく言い出す。

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でもこんな感じで反応もほぼない。

そこに旦那が、異物は嫌だろうと外していた首輪を持ってきて、
「ちゃちゃ~~元気出せ~~?」と、ちゃりちゃり振ったら、
その音に反応。

手を差し出してよこせという仕草。
渡すと、「がし!」と、掴んで引き寄せる。

そして、のろのろ起き上がり、頭を突き出す。
「首輪をつけて」と 言っている。
つけてあげると、満足げな顔してあたりを見回すので
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水を持ってきたら飲もうとする。
でも自力では飲めないので、スポンジに含ませ飲ませる。
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旦那がご飯を運んできたら、食べたそうにするが
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やっぱりいいやと
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ぐったり寝る。

ここから旦那と学校にいて様子を聞いた息子が
「直感より医者の判断を仰ごう!このまま死なせたら後悔する!今なら病院に連れていける!」
と、猛プッシュ。
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様子を見に行ったら、一枚の座布団から
ふかふか複数重ねの座布団のほうに移動して
「何か文句でもある?」
と、いつものようにみてくる。

それで決断しました。
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即準備して医者に連絡して、いつもなら嫌がるのがそのまま寝かされ入れられるちゃちゃを抱え、
病院にGO!

この日は予約満杯で、予約優先で様子を見ながら診察を受けることになっていましたが
行って直ぐに状態を見に来た看護師さん達が
「すぐに診察します!」と、緊急診察。

嘔吐や大量の排便による脱水症状がかなりひどく
また、おなかの中にも体の半分以上の便が残っていて
自力排便できない状態。

なので、まず点滴で水分と栄養補給してから
また摘便して排便を促す。
その状態になったら退院OKで・・・・

まずは退院めざしてちゃちゃに頑張ってもらうことになりました。

本当はもうだめだからこのまま家に連れ帰り、見送ってあげなさいと言われるの覚悟していたの。

でもそんなに辛くなさそうな処置入院だったし
まだ大丈夫と言われたので少し安心。

まずは元気に退院してもらい
「私が脱水症状になるほど泣いた涙を返して~~!!!」と
ぎゅーしてちゅーして また一緒に寝れるのを楽しみにすることにしました。

なので、今 ちゃちゃ 頑張ってるので応援してね!